2020/08/30
3つの分類
世界最古の薬学書に記載されているもので人体に及ぼす効果、効能によって3つに分類されています。私たちの身近なもの ご紹介しますね。
上品(ジョウホン)・・・たくさんの量を長期にわたって摂取しても副作用が無く体に良いもの「命を養うことを主とする」
ハチミツ、ゴマ、クコの実、人参、山芋、ハトムギ、ヨモギ、牡蛎、桂皮(シナモン)
朝鮮人参など
中品(チュウホン)・・・病気を予防し体力を補う作用があるので副作用を考えて適量をとるもの
ニンニク、生姜、ネギ、梅、らっきょう、山椒、紫蘇、アンズ、ニラ、ウナギ、葛根等
下品(ゲホン)・・・病気を治すことを主とし長期間の服用には副作用の出る可能性があるので分量に配慮し 長期の摂取は慎むもの
小豆、カニ、アロエ、塩、黒豆、トリカブトの根等
なるほど!と思うものや え?というものも(笑) 紀元前220年~紀元後220年頃の研究で分類されて掲載されているものです。こんな時代から健康について「食養生」が大切だと考えられていたんですね。