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介護食のはじまり

夫が食道がんという病にかかったのは 実は2度目。最初はのどのすぐ入り口。指をいれると「オエッ」となるところ。この時は口からの内視鏡手術で悪性の腫瘍を焼いて取り除くというものでした。

思ったより簡単(当人は火傷を負ったわけだから苦しんでいましたが)ですぐに一般病棟に戻り社会復帰も果たして(がんは早期発見すれば治る 怖い病気ではないんだ)と思わせてくれる程度でした。

・・・が 2度目は胃のすぐ上の部分。今度は食道を全部摘出 胃を引っ張り上げてのどに直接縫い付けるというもの。腹部や肋骨に数か所穴を開けての内視鏡手術で 12時間にも及ぶ大手術となりました。


「食べることは生きるための手段となりますよ」と言われていたのですが その意味がわかったのは実際に家に戻ってから。 嚥下障害との戦いの始まりでした。

嚥下障害の介護食ということだけでなく 高齢者でかむ力が弱った方、歯の治療中や 胃腸の調子が悪く柔らかく消化の良いものを必要としている方。

離乳食作りにもお役に立てれば・・・という想いで私の介護食作りの経験を掲載することとしました。

それぞれの体調、病状等にもよりますのであくまで参考として。

食事作りにお困りの方のヒントにしていただけたらと思います。