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薬膳との出会い

今から15年ほど前 公私ともにストレスがたまり 心も体もいっぱいいっぱい・・・ちょうど今思えば更年期にもなっていたのだと思います。心を病んだ時期がありました。 心療内科に通い服薬していた頃 味覚の異常を感じたのです。(何を食べても砂の味がする・・・)その他にも手が震える・・・ろれつが回らない・・・目が回る・・・薬の副作用がいろんな形で現れました。

幸いストレスを解消させることで病気のほうは快方に向かいましたが これからもまた何かのきっかけで同じことが起こる・・・もう薬に頼るわけにはいかない。。。

そんな時に興味を持ったのが 東洋医学「薬膳」でした。

東洋医学には 西洋医学にはない概念があり 何よりも毎日の食事でコントロールできること。時間がない自分にぴったりだと勉強を始めるきっかけとなりました。

薬膳の大きな特徴として「心と体は密接なつながりがある」という考え方があります。

心配事で胃が痛くなったり 失恋して食欲不振になったり・・・

西洋医学では 疲れやすくやる気が起きない時でも検査をして特に悪い数値が出なければ「病気ではない」ということになりますが 東洋医学ではこれらの症状が体内エネルギーの不足や気の滞り、水分代謝が悪いことが原因と考えます。

そうした症状や体質に合った食材を選んで心身の調子を整えようとする「オーダーメイドの食事」が薬膳料理なのです。決して漢方薬を使った料理ではない 美味しく食べることができるものなのです。(私も実は以前は漢方薬を使った料理だと思ってました!)

最近は 病気ではないが健康ではない「未病」という考え方が知られるようになりました。

決して病気を治すわけではないけれど 病気にならないようにする・・・これが薬膳の考え方です。

西洋医学ではカロリーで計算しますが 薬膳ではカロリー計算で食事を考えません。

西洋の栄養学と東洋の薬膳の大きな違いです。

しかしどちらにも共通することは 季節の旬の食べ物をとるのが良いということ、腹八分にすること等 行き着く所は同じでした。どちらが良い悪いということではなく 両方の考え方を取り入れた料理を作っていきたいと思っています。